前回のパプリカスープが終わって秋らしくしようと思ったけど暑い日続きそうなので温製冷製どちらにも振れる様にと思い作った一皿。
元々カボチャは嫌い(ボソボソした食感と匂いが苦味)だが鮮やかな黄色は捨てがたく、如何に美味しく食べられるか?を考えた。
その時に匂いがネックになっている事が分かったのでナッツの香りでマスキングに気付き、味も香りも比較的穏やかな落花生が高相性と当たりつけ、仕上げました。
またタイトルのポタージュ表記から分かる様にスープの様な液体料理というより、ユルいピューレを食べる事をイメージして作ってあります
合わせた食材は蟹のほぐし身、胡瓜の千切り、金ゴマ、トマトです。
理由は…
カニはその特有の甘みがカボチャの甘みと非常に似ていると思い。
胡瓜はカボチャ同様ウリ科だから高相性という事とその青臭さた瑞々しさで涼をとる事をイメージして
ゴマは香ばしい香りと食感を求めたから。
トマトも矢張り青臭さを加えたい事と先に書いた様に、少し硬さが残るスープでは人に寄って食べ難さもあるので水分補充する意味も込めて散らしました。
ちなみにスープを作る際、加える液体は基本水。
理由は単純、素材の味が伝え易いから。
生クリームを使う料理もあるけど生クリームは油分あるから素材の味を包み込んでしまうので
水と比べて素材の味伝わり難く思う。なら牛乳は?と思うかもしれないが
タイトル表記されているのが伝えたい料理なのだから(今回ならカボチャとピーナッツ)わざわざ余計なモノ加えて味、香りを濁らせる事は無意味と考えています。
(元来、スープを作るのに乳製品加える。と言う発想自体が私にはイミフ)
「南瓜とピーナッツの味がバチコーーン!!とダイレクトに届く味は、ロッテの佐々木朗希投手の最速ストレートを目の当たりにした衝撃と(カボチャ、胡瓜だけに)瓜二つ !!と嬉しい感想が続々届くスープ。
Ristorante Per Amor di Carissima
東京都国立市中1-10-32 Cube Kunitachi 2F JR中央線 国立駅 nonowa口より徒歩5分
042-575-6803
営業時間
【Lunch】11:30~14:30(L.O13:00)
【Dinner】17:00~22:00(L.O19:30)
定休日 他不定休